飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
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【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
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The Very Best Of Robert Palmer

* 惜しい人を亡くした

彼はたった54歳の若さでこの世を去った。イギリスのヨークシャイア生まれ。
公式には【心臓麻痺】で死亡とあるが、なにがそれを引き起こしたかの記録はない。
亡くなった時はパリに滞在中で、住んでいたスイスのルガノに埋葬された。

* 歌のうまさでは

定評のある人だった。地味で渋好みなのだが、個人的にはロバート・プラントとかロッド・スチュアートなどと同格に捉えていた。
意外と苦労人で、70年代にバンドでデビューしているにもかかわらず、長くヒットに恵まれず、ソロに転向してから78年にEvery Kinda PeopleがUSヒット(16位)となる。
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その後長くヒットから遠ざかっていたが、ミュージックビデオ全盛の時代に、多くの同じメイク・衣装で並ばせた女性モデルをバックに歌ったAddicted To Loveが大ヒット、ついに全米ナンバーワンとなる。同年グラミー賞最優秀ロックヴォーカル賞受賞。

同シングルを含むアルバムRiptideも大ヒットし、その後シングルカットしたI Didn't Mean To Turn You Onも全米2位の大ヒット。この曲はCherrelleという女性シンガーの曲のカバーだったが、オリジナルより歌唱力が勝っており、秀逸。

*欲張りにも

同時に、デュランデュランのメンバーとシックのトニー・トンプソンとユニット【パワー・ステーション】を組み、発表したアルバムPower Stationも大ヒットし、シングルBang A Gong (Get It On),Some Like It Hot, Communicationがブレイク。

この時のサウンドはカッコよかった。デュランデュランって、ルックスばっかりのバンドかと思っていたけど、ホントは実力があるんだね~なんて思ったりして。

* この後もそつなく

Simply Irresistible, Mercy Mercy Me/The Ecology (I Want You)などヒットを飛ばすが、これ以降評価の中心がアメリカより本国イギリスに渡る。

ほらぁ、まただ。アメリカが相手にしなくなると、みんなイギリスとかに逃げちゃう。

だから、アーチストが長続きしなくなっちゃうんだよ、アメリカの音楽業界…
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* 今手元にあるベスト盤は

次のラインナップ。

1. Addicted To Love
2. Bad Case Of Loving You (Doctor, Doctor)
3. Simply Irresistible
4. Get It On
5. Some Guys Have All The Luck
6. I Didn't Mean To Turn You On
7. Looking For Clues
8. You Are In My System
9. Some Like It Hot
10. Respect Yourself
11. I'll Be Your Baby Tonight
12. Johnny & Mary
13. She Makes My Day
14. Know By Now
15. Every Kinda People
16. Mercy Mercy Me/I Want You

ただのソロベストだとパワー・ステーションの曲が入っていなかったりするのだが、これにはCommunication以外は網羅しているのでよしとしよう。

彼の音楽性の特徴、と言うか好みが大変黒人音楽寄りということで、多くのR&B系の歌をカバーしている。ジャズにも手を出していてちょっとビックリだ。アルバムRidin' highと言うアルバムでは全曲ジャズスタンダードに挑戦している。

かえすがえすも、54歳。若いねぇ。もっと聴きたかった。

♪KOKI

by kokimix | 2006-05-28 21:55 | 音楽

Blue / Diana Ross

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* しばらくサボっていたのであるが

御大ダイアナ・ロスのニューアルバムを聞いた。ジャズのスタンダード集であるが、これは前項で触れたスタンダード流行りに乗ろうと言う作戦かもしれない。彼女にしてみたら「あたしのほうが先に30年も前にやっているのに」ぐらいのノリだろうと思う。

今回のアルバムは、他のアーチストたちがやっている【大オーケストラを従えて、たくさんお金を注ぎ込んで作りました】的な大作ではない用に思う。いかにもスタジオで、ちょっと知ってるミュージシャンを集めて、気軽に録りましたっていう感じがするのだ。

それは、かなり正解だと思う。それでなくても、いつもダイアナの企画は、少々とんちんかんなことが多いから。それと、いつも企画が後手後手。後発って言うイメージが、どうしても拭えない。腰が重いのかな。

最終的には成功と言えるけど、ビージーズと組んだEaten AliveやNile Rogersと再び組んだWokin' Overtimeなどは、本来ならファンじゃなきゃ買わないような評価で…(個人的にはEaten Aliveは良いと思うけど)

それよりは、もう少し前のSwept away, Silk Electric, ROSSなどの方が数段よく出来ていたかもなぁ。

* ラインナップ

今回のアルバムには、いままでに録音してきた曲も何曲か含まれている(8,10,11,12,16)が、新録音のようだ。

1. What A Diff'rence A Day Makes
2. No More
3. Let's Do It
4. I Loves Ya Porgy
5. Smile
6. But Beautiful
7. Had You Been Around
8. Little Girl Blue
9. Can't Get Started With You
10. Love Is Here To Stay
11. You've Changed
12. My Man (Mon Homme)
13. Easy Living
14. Solitude
15. He's Funny That Way
16. T'Ain't Nobody's Bizness If I Do

中でも、面白いと思ったのが4のスイングバージョン。普通なら、結構重くシリアスに歌う歌手が多い中、彼女のようにサラリと流すと言うのもなかなかオツである。

♪ KOKI

by kokimix | 2006-05-27 11:14 | 音楽

最近の大物ヴォーカリストたちによる旧曲発掘

* 最近特に目に付く

まぁ自分だけなのだろうが、最近の大物の新譜を見ると、一様に40~50年代の曲のリメイクをしていることが多いことに気づく。

前述のAndrea Bocelliもそうだが、ちょっと見渡しただけでもBarry ManilowのThe Greatest Songs of the FiftiesやBette MidlerのBette Midler Sings The Peggy Lee Songbookなど…それぞれ、独自のベテランらしい視点で[クラシック]を料理しているのが面白い。
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* これの火付け役は

もしかしたら2002年に発売されたRod StewartのIt Had to Be You... The Great American Songbookの存在が大きいだろう。

誰が想像しただろう…あのピチピチスパッツをはいて、腰をクネクネさせながら歌っていたチンピラが、ジャズスタンダードのみのアルバムを作ろうとは。

これがまさかの大ヒット。アメリカではダブル・プラティナムを獲得した。

* 最初はノーマーク

日本でもチャップリンのSmileが、CMに使われたりしていた。この歌声を聴いたとき「何だかオバさんみたいな声だなぁ」と、まったく気に留めていなかった。

先日またまたHMVをぶらぶらしていたら、たまたまこのアルバムパート1,2,3の3枚が安い値段で出ていたので、[資料]と思って買ってしまった。

結局、なかなかどのアルバムも豪華なゲスト陣を迎えての熱演だった、と思ったけどね。

* もちろん、これには

土台の曲の良さも理由にあるのだが、こういう誰もが知っている曲を見事に歌うのはなかなか難しい。突飛なアレンジをすれば、アメリカンアイドルの候補者でも何とかなるかもしれないが、下手をすると[人間性]が浮き彫りになる可能性がある。

実は、このいい失敗例をしっている。

それは、Sheena Eastonが録音したNo Stringsというスタンダードアルバム(1993年発表)。
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シーナと言えば、80年代にアイドルとして華々しくデビューした女性シンガーだが、90年代に入ってイメージチェンジに苦しみ、ベビーフェイスやプリンスなどの力を借りながら、チョコチョコとヒットを飛ばしてきた巧者。

その間にブロードウェイに進出して挫折したり、TVシリーズ「マイアミ・ヴァイス」に出演するrなど、多彩な経験も積んでいる。そんな彼女にとっても、やはりスタンダード・ジャズの壁は厚かったと言わざるを得ない。

* 問題点

いや、歌えてはいる。別に[耳を塞ぎたくなるほどの悪声]と言うわけでは決して無い。

だが、肝心の[ハート]が聞こえてこないのだ。
なぜだろう…バックのアレンジも素晴らしいし、彼女もかなり工夫して歌っている…のにもかかわらず、曲の本質も彼女の個性も見えない。

聞こえるのは…あえて言えば…彼女の[歌い癖]。ちょっとフレーズ終わりをしゃくる様な、アイドルチックな、あの癖。あれは、はっきり言っていらないのに。

また、難しい曲ばかりに挑戦してしまったふしがある。Moody's moodなどは、ちょっとやそっとじゃ歌える歌ではないのに。残念…

* それは、さておき

バリーやベットに話を戻すと、彼らはもともと実は仕事仲間だった。バリーが、ベットのデビュー時のオーケストラの指揮者だった話はつとに知られている。その頃のバックボーカルにメリッサ・マンチェスターがいてベットと喧嘩が絶えなかったとか…コワッ!
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バリーの50年代アルバムは、まずまずの成功だろう。ちょっと起伏に乏しいのが難点だが、落ち着いた[決定版]として、後世に残るかもしれない。

ベットのアルバムは、ブルージーな歌声が持ち味のペギー・リーのレパートリーを中心に集めたものだ。早く言うとトリビュート盤。彼女の音楽性にもバッチリ合っているし、声質にもマッチしている。多分ベットはペギーの歌で育ったのだろう。お手本と言うわけだ。
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彼女のアルバムでは、彼女とバリーの仲良しデュエットも聞ける。彼女は別にBette Midler Sings The Rosemary Clooneyというのも出している(2003年)そちらは未聴なので、なるべく早く聞きたいと思っている。

♪KOKI

by kokimix | 2006-05-12 19:15 | 音楽

5 STAR / The Greates Hits

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* 懐かしい!

昨日新宿のHMVを歩いていて、ふと見つけた5Star(ファイブ・スター)のベスト版!即買い…

完全にノスタルジーなのだが、以前にブログに書いたThe Jets,Stacy Lattisawなど共に、僕の青春の一部だった…。

* 彼らのバイオが

なかなか見つからないので、ジャケ裏の解説を基に書くと、彼らはイギリスはロムフォード生まれで、デニース、ドリス、ロレーン、ステッドマン、デルロイの5人組。
父親をギタリスト(ウィルソン・ピケットと共にプレーしていた)に持つ音楽一家だ。各メンバーがそれぞれ作曲をするし、リードも取る。

結構踊るし、パフォーマンスは同時期に出たThe Jetsなんかより、よっぽど派手だった。ファッションもオシャレだったし、ルックスも良かった。

* 今回買ったベスト版には

1. System Addict
2. Rain or Shine
3. Can't Wait Another Minute
4. Slightest Touch
5. Strong as Steel
6. Love Take Over
7. Find the Time
8. Let Me Be the One
9. If I Say Yes
10. Stay Out of My Life
11. All Fall Down
12. Whenever You're Ready
13. R.S.V.P.
14. Somewhere Somebody
15. Another Weekend
16. Rock My World
17. With Every Heartbeat
18. There's a Brand New World

が収録されている。

どれも懐かしさは涙モン(利己的!)だが、一番思い出深いのは9曲目。PVもかっこよかった。まだジャネットがControlで大ブレークする前だったし。

他にも面白い曲が色々入っている。特にお気に入りは3、6、7、12など。

14のリミックスが少しモータウンサウンドのハウス版みたいな感じで、しばしばABCのWhen Smokey Singsのリミックスとくっつけたりして遊んでいたっけ…

* まだまだ語ると

10曲目のStay Out of My Lifeは、どこかとてもロックっぽくて、イントロだけ聞いたら下手をすると「ヒューイ・ルイス?」とか思ってしまう。他にもロックぽいと言えば
18曲目のThere's a Brand New Worldであるが、これはちょいとJohn ParrのMan In Motion(映画「セントエルモス・ファイヤー」の主題歌)のパクリ…っぽい…

果敢にも、11曲目では変拍子風のパーカッションにも挑戦しているし、正規の音楽教育に裏打ちされた実力を持っていることが窺える。(一応フォロー)

*戦略としては

デビューアルバムの"Luxuary Of Life"が、タイトルと反して、かなりアイドルチックだった。シングルのリードヴォーカル:デニースの声がカワイコちゃん系だったから仕方ないが。

1曲目はUKチャート3位、2曲目は2位まで上り詰めるなど、当時かなり母国ではヒットした。
日本でもなかなかの人気だった・・・と思う。(そうでもないかね)

ま、一部では結構盛り上がったのだよ…こんなシャレた可愛い曲を歌ってみろよ、当世のくずアイドルたちよ…
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* 栄枯盛衰(速!)

キャリア後半は化粧も結構濃くしたり、コスチュームもセクシー系にガンバっていたのだが、どうしてもグループ全体のまとまりがなくなってきたように思う。
88年にリリースしたアルバムRock The Worldが不発に終わり、その後も2枚アルバムを作るがヒットしなかった。
後発のジャネットやシェレール、キャリン・ホワイトなどに、チャート内での【位置】を奪われてしまった形だ。

彼らに1曲、いいヒット・バラードがあったら、もっと長生きできたかも。(Atlantic StarrのAlwaysとかKlymaxxのI Miss Youとか)

最近は(と言っても数年前だが)ステッドマン、デニース、ロレーンの3人で活動、ロンドンはウェンブリー・アリーナで行われたHer And Noe Tour
(80年代に流行ったアーチストを集めた懐メロショー)に出演したと言う話…

* 女の子たちは定めし

結婚してしまい、子供かなんかもいて、身動きが取れないのかもしれない。
この5人が何歳のどういう構成の兄弟姉妹なのかというデータが手元に無いので何ともいえないが…

しかし、このグループの旬は、たった3年間(1985~88年)だったので、記録も少なく、記憶に頼っている有様である。
海外のサイトにも記録が無い…なんでだ~

by kokimix | 2006-05-11 23:21 | 音楽

Andrea Bocelli / Amore

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* …見直した!

以前彼の来日時に、スミ・ジョーと共演したオーチャードホールのコンサートを見て、すこぉしガッカリしたのだ。

その時は、何曲もデカイオペラアリア(あまり得意でない)を歌わされていて、気の毒ですらあった。特に「アイーダ」からの「清きアイーダ」などは、師匠:パヴァロッティに遠く及ばず、声量の無さを露呈してしまった感があった。その後のシューベルトの宗教曲でやっと持ち味の「デリケートさ」を取り戻したが。プログラムの後半だったため、僕の印象は悪いままコンサートは終わってしまった。

* 友人のオペラ歌手と

「やっぱり彼はサンレモ止まりの人(カンツォーネ専門の意)なのかもね~」などとつい口走ってしまった。サラ・ブライトマンとの仕事などは、とてもよくまとまっていたのに…いまだにCon te partiro(Time to say goodbye)は根強い人気がある。

その後、アニメ映画「キャメロット」のサントラで再度聞いたとき、「うん、この路線だよね」と思い直したのを覚えている。その曲はThe Prayer(セリーヌ・ディオンも同時にソロヴァージョンをレコーディングした)という曲だが、やがて彼女とデュエットすることになり、アカデミー賞受賞式で披露することになる。これが大当たりした。
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* 今回のアルバムは

偶然聴いたのだが、その完成度の高さと(デヴィッド・フォスタープロデュース)と高らかな美声に完全に魅了された。ラインナップは、

1. Amapola
2. Besame Mucho
3. Les Feuilles Mortes (Autumn Leaves)
4. Mi Manchi - featuring Kenny G
5. Somos Novios (It's Impossible) - Duet with Christina Aguilera
6. Solamente Una Vez
7. Jurame
8. Pero Te Extrano
9. Canzoni Stonate - Featuring Stevie Wonder on harmonica and vocals
10. L'Appuntamento
11. Cuando Me Enamoro
12. Can't Help Falling In Love - Live At Lake Las Vegas
13. Because We Believe
14. Ama Credi E Vai (Because We Believe)

という、大変豪華な共演陣をで作り上げた、大ヴォーカルアルバムなのだ。

* なかでも、興味深いのが

イタリア人の彼に、わざわざスペイン語圏の歌:1、5、6などを歌わせていること。彼のくくりの中ではラブソングは各国共通ということなのだろう。12のライブ録音は、観客のうれしさが伝わってくるようで楽しい。

彼のこのアルバムでの歌唱を聞くと、ジョシュ・グローバンはまだガキだな、と思わざるを得ない。それくらいの出来だ。

* 実は何日か前に

テレビ番組「アメリカン・アイドル」で彼とデヴィッドを見てから、改めて彼らのすごさを再認識したところなのだ。彼らはコンテストの挑戦者たちに音楽の何たるかや心構えなどを手ほどきしたらしい。

いつだったか、デヴィッドが「スーパー・プロデューサー」とか言う企画で来日したときに、曲を持ってきた日本の作曲家に手厳しい指導をしていたのを思い出す。その日本人は、一応ひとまとまりの曲を持って行ったのだが、彼にバラバラに刻まれて、最終的には【違う曲】になってしまった…キビシーッ!!
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* アメリカンアイドルの最後で

いつも特別講師のライブが1曲行われるのだが、そのときにアンドレアはBecause We Believeを歌った。不覚にも、画面を見ながらウルウルしてしまって、この短い時間でこの説得力は何だ!?と思ったのだ。

まだ48歳。ますます期待ができる人である。

♪KOKI

by kokimix | 2006-05-10 17:28 | 音楽