飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
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【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
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80年代ロックというカテゴリーの流れ

筆者は、あまり<ロック>に強いほうではないので、いつものように偉そうには言えないが、知っている限りのことで感じたことを書きたいと思う。

ついさっき、録画してあった「べストヒットUSA」(懐!大好きな番組だった)を見ていたら、トゥイステッド・シスターのWe're not gonna take itを流していた。今聴くと、結構好きだったかも。シンプルでいい。元気。
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そういえばこの頃ヴァン・ヘイレン、ハート、ラバーボーイ、ジャーニー、クワイエット・ライオット,ヨーロッパ、ボン・ジョビなどポップ系ハードロックが大挙ヒットし始めた。ボン・ジョビなどは後発なのだが、ジャーニーなどは争って聴いたものだった。スティーブ・ペリーうまいもんねぇ。
そのうち個々に映画のサントラに組み込まれたりして、もっと世界的なビッグヒットが生まれるようになる。あの頃は映画音楽黄金期だったもんな。

「フットルース」「フラッシュダンス」「愛と青春の旅立ち」「エンドレス・ラブ」「ストリート・オブ・ファイヤー」「トップガン」「カクテル」等々、大抵は映画そのものはあんまりパッとしないことも多かったが、サントラはとても充実していた。そのサントラでしか聴けない曲もいっぱいあったし。

昔からあんなに世の中から毛嫌いされ続けてきた<ロック>で、金が儲かるということが解ると、すぐさま飛びついた商売人が沢山いたと言うことなのか…それは今でも変わらない。しかし、作り手の側はそれなりに心を込めて作ったのだ、ポップスに魂を売ったと言われようと。

結果、万人が楽しめる作品になったのだから、問題は何もない。音楽は聴いて判断してくれる人がいなかったら、ただの音になってしまう。送り手と受け手のインタラクティブな関係が不可欠だ。確かに、ピークを過ぎてから(例えば死後)改めて再評価されるケースもあるが、その場合は、時代よりアーチストが先を行き過ぎていた場合だ。

さて、現在のロックシーンを見渡すと…さほど、キャッチーでもなく、だからといってメロディーも聞こえてこないものが多い。サウンドの質はテクノロジーの発達で飛躍的に向上しているし、メッセージ色なども強くなっているのかもしれないが、愛される曲であるかどうかは、聞き手の価値観にかかっているのだな。ま、それはどんな時代も同じだけど。

別に今チャートで流行っている音楽に価値がないなんて、一言も言ってませんよ~

♪こーき

by kokimix | 2005-06-11 09:11 | 音楽

Ashford & Simpson

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このしぶ~いお二人は、R&B界きってのおしどりコンビ。ニコラス・アシュフォード(サウス・カロライナ生)とヴァレリー・シンプソン(ニューヨーク生)のソングライター/デュオだ。

ソングライターズとしてのデビューは1966年(筆者の生まれ年)レイ・チャールズのLet's Go Get Stonedだった。その後、フィールドをモータウンレコードに移し、Ain't Nothing Like the Real Thing,You're All I Need to Get By, Ain't no mountain high enough,Reach out and touch, You're all I need to get byなど続々とヒットを世に送り出す。それにしてもスゴイ数のヒット曲を書いているなぁ…。

その後裏方の仕事が続くが、1977年に独自で発表したIs It Still Good to Ya, Send itなどがR&Bチャートでヒットを記録。

その間も常に他のアーチストに曲を書き続け(チャカ・カーンI'm every woman、ダイアナ・ロス、グラディス・ナイト等々)、自分達のシングルSolidがポップチャートで12位を記録する大ヒットとなる。

個人的には1982年のStreet operaが好きだった。片面ブチ抜きでひとつのストーリーになっている。
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この中からStreet cornerのヒットもでた。マンネリに陥ることもなく、長いキャリアを積み重ね続ける、その飽くなき創造性に拍手を送りたい。

ちなみに、彼らはミュージカルにも意欲を見せており、作品としてすでにTime talkin'を発表している。また、パティ・ラベルの名唱が光るTh winner in youも芝居のために書かれた曲だそうだ。そのうちブロードウェイに進出する日も来るかもしれない。

♪こーき

by kokimix | 2005-06-10 11:55 | 音楽

音楽一家の遺伝について

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世界には色々な形で、音楽家ばかりで構成されたの家族(プロアマ問わず)が存在する。
例えばジャクソンズ、ビージーズ、オズモンド・ブラザーズ、ノーランズ、ポインター・シスターズ、デバージ、松田聖子&Sayaka、ザ・ジェッツ、フランク&ナンシー・シナトラなどなど数え上げたりきりがないくらいだ。かく言う我が家もそのうちの一例ではある。

音楽のような感性を必要とされる職業においては、ある程度遺伝的な要素もあるのかも知れないが、先天的な要素より、個人的には後天的な要素のほうが重要だと考える。

特に、親が子供に聞かせていた音楽の影響は明らかで、その感性を持ったまま子供は成長する。それと、子供は親の「声」を聞いて育つので、どうしても声も似てくる。しかも、遺伝的に近い咽頭/声帯の形をしている可能性が高いので、ますます似る要素は多くなる。ある種、自然な現象なのだ。というか、仕方がないのである。

コーラスグループなどを組むには、これはベストの条件だろう。「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルになったトラップ・ファミリー・シンガーズ(実在する)も然り。上記のポップスグループなども、ハモる事に関しては、歌うときの口の形が似ていることは大きな意味を持つ。ゴスペルグループなどでは個々の口の形を合わせる訓練などもしているはずだ。これに、個々に違う響きを乗せると、えも言われぬハーモニーとなるのだ。

ある日(80年代中頃)筆者が輸入レコード屋をぶらぶらしていた時、ふと耳に飛び込んできた分厚いハーモ二ーの嵐。「これ誰?」と店員に聞いたところ、Perriというアーチストだと言うことがわかった。筆者即買。(こういうことがあるから、CD/レコード屋めぐりの時はウォークマンをはずしましょ)なんでも、たった女性4人であれだけのハーモニーを作り出すと言う。パット・メセニーに認められてメジャーデビューしたらしい。デビューアルバムはCelebrate(日本未発売)

その後何枚かレコードを買ったが、どれも過去のポインター・シスターズやエモーションズに負けないドライブ感とグルーブを持っているコーラスグループなのである。もし機会があったら、ぜひ聴いてみて欲しい。筆者はアニタ・ベイカーの武道館コンサート(なんで武道館なの?)で彼女達の生パフォーマンスを見ている。会場が会場だったので、音質は悪かったが、これはきっと後々自慢できることになるだろうと確信した。
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by kokimix | 2005-06-09 12:24 | 音楽

Make it big / Wham!

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このアルバム全体としては、あまりにコマーシャルな出来で、全く玄人好みではないのだが、所々未来のジョージ・マイケルの才能の開花の片鱗が感じられる。(ところで、この安易な芸名ってどうよ?もともと多分彼の本名<Georgios Kyriacos Panayiotou>から推測するに、ギリシャ系みたいだけど、誰か詳しい人はいませんか?)

別の項でも、つくづくマーケットは残酷だと述べたが、彼の場合はその典型だろう。彼のやりたい音楽は、こんなベタベタ甘いポップスではなく、もっと大人のテイストや社会的なオピニオンを含んだ音楽だったのだろうと想像する。リック・アストリーとかもね。同情する・・・。

そうは言っても、デビューのときから(筆者がデビュー時の彼らをテレビ東京で見たとき、なんとアンドリューのギターのシールドが繋がってなかった…バッタもんかい、お前ら!)ちょっと目を引く二人だった。この頃ほとんど同時に、ブロズ、ゴーウエスト、ちょっと後発のA-haなどの男性グループが軒並み出てきて、カルチャー・クラブやデュランデュランなどとの競争に加わっていたから、正直「あ、またこの手合いか」と思っていた。

個人的な話だが、古い友人に彼らのシングル2曲目Bad boyという曲をやたら好きなヤツがいて、聴かざるをえない状態になった。途中でちょっとせりふめいたものが入るのだが、女のせりふなのになんか声が変だぞ?と思ったら、ジョージが女の声色で入れていたのだった。唖然…。そして、その頃はジョージも踊っていた、まるでマイケル・ジャクソンのように。(勿論あんなに上手くはない)

デビュー曲のClub Tropicanaは今でも結構好きだ。というか、今良さが判るようになったというべきか。本アルバムからも良い曲が生まれており、FreedomなどはいまだにCMなどで使われている。僕がお勧めしたいのは、地味だが3曲目のHeartbeat。どこかアラン・パーソンズ・プロジェクトを思わせる曲調で、ノスタルジック。シングル曲もいいが、こういう地味な所に時々宝物が隠れているときもある。

もともとはこげ茶の髪なのに、わざわざブロンドに染めさせられて、可愛い衣装に可愛いPV,アイドル路線まっしぐらだった彼らも、いまは良いおじさんになってます。ジョージはプライベートでいろいろかわいそうだったけど(公然猥褻で逮捕されたり)最新のアルバムPatienceは良かったころのドライブ感が戻ってきた感じ。でも、理屈っぽいなー、そんなに物事を考えてどうするんでしょ?と思うくらい色々考えてるよ、この人。でも、カッコ良いチョイ悪親父になりつつあるかも。

調べてわかったんだけど、パートナーだったアンドリューは今元バナナラマ(懐!)のメンバーケレンと結婚して、サーフショップを経営しているらしい…そうだったのか!

♪こーき

by kokimix | 2005-06-08 23:36 | 音楽

Something About You / Angela Boffil

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アンジェラ・ボフィルの日本での評価は、一般にフュージョン/ジャズの歌い手として認識されていたが、後年ポップ指向が強くなり、積極的にマーケットに挑戦してきた。

彼女はニューヨークにキューバ人の父とプエルトリコ人の母の間として生まれた。4歳の頃から歌い始め、15歳のころにはもうすでにプロ活動をしていた。彼女の結成していたコーラスグループは「プエルトリカン・シュープリームス」と呼ばれていたと言う。その後、音楽学校で正規に音楽を学び、西海岸に渡って演劇の勉強もする。

1978年にデビューアルバムAngieをリリース。This time I'll be sweeterがヒット。その時にGRPのラリー・ローゼンとデイブ・グルーシンに出会い、2ndアルバムAngel Of The Nightを製作。そのアルバムをアリスタレコードのクライブ・デイビスが気に入り、プロデュースにナーラダ・マイケル・ウォルデンを据えて、いよいよ本作Something About Youをリリース。

筆者がお薦めしたいのは、勿論タイトル曲(R&Bチャート21位)、カリビアンテイスト漂う4曲目、アコースティックギターの名手アール・クルーが彼女の為に書いた5曲目、懐かしのフィリーサウンド8曲目など。

また、2曲目のBreak It to Me Gentlyであるが、この曲はホイットニー・ヒューストンの母シシーによっても歌われているスケールの大きなバラード。同タイトルの曲がカントリーシンガーのジュース・ニュートンによっても歌われているが、これは同名異曲。7曲目もシングルになった。(R&Bチャート26位)

その後、最もマーケットに受け入れられたToo tough、そしてTeaserと立て続けにアルバムを出すが、これは個人的には少々やりすぎたかなと思う。彼女の声じゃなくてもいいサウンドだったからだ。多分誰がレコーディングしても、<売れたレコード>になったと思うのだ。でもね、なんだかんだ言っても商売第一!でも、このSomething About Youはバランスが取れていて良いアルバムです!

♪こーき
あっ!tatsubo-の感じた事: Angela Bofill / Too Tough !#trackback

by kokimix | 2005-06-07 10:27 | 音楽

Xanadu / Original Soundtrack

検索EN人: ザナドゥー(オリビアとELO)
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この映画は良く観ました。何がいいって訳じゃないし、ただ「グリース」からの流れで観た映画なのだけど、ジーン・ケリーがツボに入っちゃった…。御歳68歳でローラースケートをこなし、タップも披露し、歌まで歌っちゃう。しかも、往年のあの笑顔と言ったら…アステアの方が上手いとか上品だとか言う人もいるけど、これは3大テノールのパヴァロッティがいいかドミンゴがいいかと同じで、スタイルがまるで違うから比べようがないんだもん。なにせ彼の方がハンサムだし。でも、この映画での彼の役柄と彼自身の人柄が相まって温かいのだな…。
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彼は一曲しか歌ってないけど、ちゃんとオリビアを立てているし、残りの曲もプロデューサーのジョン・ファラーの相変わらずのサバきで良質のポップスになっている。(筆者はSuspended in timesがお気に入り)クリフ・リチャードとのデュエットはいい出来映え。でも、ちょっとアンディとのデュエット手法をパクッたかも!?

ELOに関しては、筆者はこれが聞き始めだったので、あまりコメントをする立場にない。あえて言うと、その前に発表したShine a little loveなどに通じるさわやかエレクトロポップ路線を更に追求した出来になっていると思う。お気に入りはI'm alive, All over the world(この曲の路線は後のアルバムTimeへと続く。このアルバムもいいなぁ)。
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オリビア面3曲目のDancin'でチューブスと共演。これは笑っちゃうんだけど、映画を観ると、この頃の風俗やファッションなんかが思い返されて、それだけ楽しいかも。例えば、ファラ・フォーセットのサーファーカットや石原真理子の眉毛の太さを見て時代を感じたりとか。あの頃はあれがイケてたんだよね~。

♪こーき

by kokimix | 2005-06-07 09:56 | 音楽

early days of Janet Jackson

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ジャネットは言わずと知れた名門ジャクソンファミリーの末っ子で、今一番「ちゃんと」活躍しているメンバーである。マイケルの裁判の付添人として、ラ・トーヤ(この人も問題児で、いろいろトラブルがあった)やジャーメインなどのほかの兄弟と共に映像に出てくるのを最近よくみるが、マイケルにとっては大きな最新的支えになっているのだろう。

彼女のマーケットでのブレイクは、一般的にアルバムControlからと言われている。が、その前に発表した2枚のアルバムが、決して彼女のキャリアに恥じることのない出来であることを今回は記したい。

デビューアルバムJanet Jacksonは、全体的にアイドル路線のポップなアルバムだが、聞いていると、どこか少しパトリース・ラッシェンのような爽やかなニュアンスがある。1stシングルYoung loveなどは、その爽やかな歌声(かなり未熟ではあるが)とポップディスコ調のサウンドが相まって、いい出来だと僕は思う。面白いのがアルバム4曲目のLove and my best friendと言う曲が、マイケルのBen(今ドラマの主題歌として使われていて話題)にクリソツで、おもわず笑ってしまうが、当時の彼女が非常に一生懸命歌っているので、まぁよしとしよう。

当時TV番組「アメリカンバンドスタンド」で歌う彼女の映像を見たことがあるが、ほっそりしていて可愛い感じのお嬢さんと言う居住まいだった。ただ、あまりにもシャイな印象は拭えず、ドナ・サマーやそのほかの豪快な姐さん系キャラには対抗できないかなと言うのが第一印象だった。

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その後、家族の全面的なバックアップを受けて製作されたシングルDon't stand another chanceを冠にすえたアルバムDream streetを発表する。確かにこのアルバムで、彼女自身とレコード会社は欲張りすぎた。黒人版オリビア・ニュートン・ジョンになってほしいレコード会社側と(その証拠にクリフ・リチャードとのデュエット収録、佳曲ではあるのだが)彼女自身の意向(正統派のR&B/ファンク)が真っ向から対立する形になってしまった。ドナを育てたジョルジオ・モロダーとピート・ベロッテコンビを呼んで来てプロデュースさせたりもした。

こんな売り方は無理やりだとしか言いようがないのだが、それでも彼女はこのアルバムの製作過程でプリンス一派のジェリービーン・ジョンソンに出会い、これがやがて後のControlへと繋がっていく。この時のジェリービーンとの2曲は未整理と言う感があるが、後のControlを聴くと、いかに彼女がミネアポリスサウンドを上手く消化/吸収できたかが良くわかる。

ちなみにシングルDon't stand another chanceは兄マーロン(ジャクソンズのプロデュースも度々担当している)の手によるもので、バックでマイケルの元気な声が聞こえる。少し彼女の声に対して重めのファンクなのだが、一応成立はしていると思う。彼らの伝統的なスタイル。

この頃ジャクソンズも隆盛を極める瞬間で、他のファミリーのメンバーも続々作品を発表しているが、この動きから早く自立して一人前のアーチストになりたいという意気込みが伝わってくる。それにしても、マーケットと言うものは残酷と言うか、気まぐれと言うか…ずいぶんそれに皆苦労をしているようですねぇ…

♪こーき

by kokimix | 2005-06-06 08:01 | 音楽

To love again / Diana Ross

さーて、ダイアナの30年ファンとしては何か書き尽くせないものがあるけど…手始めにこのアルバム、名バラードメイカーのマイケル・メッサーの手による作品の企画盤(当時新曲4曲、既存曲5曲)に、またボーナストラックとしてあと10曲を加えたのが、今発売されている本アルバムだ。

勿論シュープリームスの神代から、彼女の大スターとしての存在感は偉大なのだけど、ことこの手のバラードにおいては、何者とも比較し難い魅力があると思う。日本では今井美樹、松下 由樹、石田純一出演のドラマ主題歌として売れたIf we hold on together(もともとは映画「リトルフットの大冒険~謎の恐竜大陸」のテーマ曲)が有名だが、あまり映画自体がアメリカでヒットした訳ではないので、当の本人もあまりのフィ-バーぶりにちょっとびっくりしたみたい。(ちなみに同曲の作曲家は映画「タイタニック」のジェームズ・ホーナー、なるほどね)

しかし、特筆すべきは、マイケル・メッサーのバラードの技術的な難しさに果敢に挑戦するダイアナの姿勢だ。他にもいろいろな人々:グラディス・ナイト、アレサ・フランクリン、ピーボ・ブライソン、ジョージ・ベンソン、ホイットニー・ヒューストンなどが取り上げているが、中でもダイアナはメッサーの難しい曲を選んでいるようにすら感じる。
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例をあげると、某コーヒーのCMでおなじみになったTheme od Mahogany(曲は知っているのに題名を知らないと言う人が結構いるはず)などは、曲の間中ずっと転調し続けていて、しかも5拍子、3拍子がちりばめられているというものだ。聴くとスンナリしていて心地いいのだが、歌う方は迷子にならないようにしなければならない。ちなみにTheme od Mahoganyは文字通りダイアナが主演したMahoganyという映画のテーマソングなのだが、これも例によってたいした映画ではなかった。共演アンソニー・パーキンス。

とにかく、彼女のバラードを楽しむならこれを取っ掛かりにするのがお勧めである。ベスト盤というのは一般にピークを過ぎたアーチストが出すものと言うが、これはコンセプトアルバムなので(それだけにCDにする段階で、後半にいろいろ雑多な曲を収録してしまったことが悔やまれる)そう思って聴いてみていただきたい。

ちなみに手前味噌だが、筆者はアルバムタイトル曲を日本語に訳してライブで歌うことがよくある。これはもともと78年発表のアルバムRossに収録されていた。ストリングスが強調された、ヨーロッパ的な香りのする美曲。すこしミッシェル・ルグランを思わせる感じだ。他にも筆者の個人的なお気に入りはOne more chance,Cryin' My Heart Out For You, I Thought It Took A Little Time (But Today I Fell In Love)などである。

♪こーき

by kokimix | 2005-06-04 10:44 | 音楽

Village people

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ヴィレッジ・ピープルはニューヨークで結成された。(てっきり西海岸かと思っていたけど)プロデューサーのジャック・モラーリがグリニッジ・ヴィレッジのディスコで踊るインディアン(ネイティブアメリカン)の衣装を身に着けたダンサーを見つけ、「アメリカの社会で最も目にする職業ばかりののグループを作る」というインスピレーションを得たのだと言う。後にそのダンサーはグループのメンバー第一号として加入した。今でも在籍するフェリープ・ローズである。

その後ミュージカル「ザ・ウィズ」に出ていたヴィクター・ウィリスとその友達のアレックス・ブリリーを加え、なおオーディションを行い、あと3人加えた。ジャックは自分のパートナー、アンリ・ベローロに曲の共著を頼み、晴れてプロジェクト「ヴィレッジ・ピープル」が完成する。

最初に火がついたのは、彼らの予想通り西海岸だった。ゲイの居住率が高いカリフォルニアで爆発的にセールスを記録、San Francisco/In Hollywood,Macho Man, YMCA, In the Navy, Go Westなどが次々とヒットした。

マドンナやジョーン・リヴァースなどがオープニングアクトを務めていた事が知られている。あのマイケル・ジャクソンでさえ共にダブルアクトを務めたことがあるという…。

時が80年代半ばに移ると、彼らは方針を変更し、少し「ヴィジュアル系」の様相を呈してきた。これは明らかに不評で、これ以降、彼らは急速にその人気を失っていく。

僕は個人的に、そのヴィジュアル系ヴィレッジ・ピープルって嫌いじゃなかったんだけどなーまぁでも、すぐその後に本物のヴィジュアル系(ジャパン、デュランデュラン、カルチャー・クラブなど)が出てきちゃったからねぇ。彼らは当時そんなにまだおじさんではなかったのだけど。

いまでも、西城秀樹もピンクレディーも歌ってるモンね。確かにYMCAがかかると盛り上がっちゃうし。皆恥ずかしげも無く「ワーイエムシエー」ってやっちゃうモンね。ペットショップ・ボーイズのGo Westとかもあるけど、オリジナルとは勢いが全然違う。(僕はあれはオリジナルへのオマージュだと思ってるけど)

時代の波が、彼らを押し上げたのは、当時のゲイカルチャーの隆盛に大いに関係があると思う。ドナ・サマーも然り。それに参戦したダイアナ・ロスやビージーズなどの<大人のアーチスト>たちが、そのサブカルチャーを文化に引き上げたと言ったら…言い過ぎですかね?

ちなみに、Can't stop the musicの映画のあたりからリードヴォーカルを務め始めたレイ・シンプソンはあの「アシュフォード&シンプソン」(渋!)のバレリー・シンプソンの弟です。バイク野郎をやっていたグレン・ヒューズは肺ガンで2001年に他界。代わりにエリック・アンザローンがバイク野郎のパートに入った。まだ皆元気で営業とかしているみたい。ガンバレー!日本に来いよ~!

♪こーき

by kokimix | 2005-06-02 22:58 | 音楽

映画と言えば思い出す

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Can't stop the musicなんて映画がありましたね。当時大人気だったビレッジ・ピープルのおバカな映画で、共演に「コクーン」のスティーブ・グッテンバーグ、元オリンピック十種競技のメダリスト選手(今は時々深夜の通信販売の紹介をしている)ブルース・ジェンナーなど。

映画は別にって感じだったけど、サントラが結構楽しめて、僕は覚えるまで歌いこみました。一応YMCAとかも入っているけど、そのほかの映画のタイトル曲やデビッド・ホードー(工事作業員の人)が珍しくリードをとっているI love you to death, 映画の中で非常に印象的なシーンで使われたMilkshake, ほとんどミュージカルノリのMagic nightなど。なんかね、聴いてるとワクワクしてくるのね、不覚にも。

リッチー・ファミリー(The Best Disco In Town のヒットで有名)やデビッド・ロンドンという別のアーチストの曲も収録しています。

友人がこの映画のビデオ/DVDを探していて、アマゾンで調べたら何のことはない、DVDになってるわけがないモンね。VHSだったら在庫があるみたいだけど。映画そのものはどうでもいいですから、サントラを聴いてくださいな。(Magic nightのシーンはみてて面白いかも)

そのうち面白いから、彼らのことについて書こうかな。

♪こーき

by kokimix | 2005-06-01 23:17 | 音楽