飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
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【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
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カテゴリ:旅行記( 58 )


アメリカ旅行2016<ジャクソンビル編> 15

アトランタを経て、フロリダの北部にある街:ジャクソンビルに僕らは到着しました。現地では、これからお世話になるソフィアさんが出迎えに。彼女は旦那様と二人のお嬢さんと来日した事もあり、その時からのお友達です。
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これから5日間にわたって彼女と旦那様が住む家で過ごします。その間に、ジョンはいろいろやらなければならない事がありましたが…

また、それまでいたニューヨークと違って、とにかく何もかも広い!
ニューヨークではレストランなどのサイズ感も東京のそれとそう変わらず、身体の大きなアメリカ人が良く文句を言わないなと感じる場所も少なくなかったので、こちらとしてはその面では違和感はなかったのですが。
そんなこと当たり前だとお思いでしょうが、スケールが全く違うので、比べるのもおかしなハナシ^^;)
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ソフィアさんと旦那様:フォティスさんはギリシャ系アメリカ人。従って、出して下さるお料理もギリシャ風が多く、とても美味しかった!シンプルな味付けなのですが、思わずレシピを尋ねてしまいたくなるご馳走ばかりでした。
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特にフォティスさんが作ってくれたラムのグリルとソフィアさんのお米の入ったサラダは、できれば日本でも真似してみたい逸品でした…


ジョンの使命というのは少し話がさかのぼるのですが、詳しくはこちらをご覧になって頂きたく ⇒ http://kokimix.exblog.jp/1523578/
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次回へ、続く〜

by kokimix | 2016-07-08 13:13 | 旅行記

アメリカ旅行2016<NY編> 14

さて、そろそろNYともお別れと言う頃

急になんだか淋しい気分にもなったのですが、総じて感じたのはその街のエネルギーの高さ。
もちろん東京も大都市だし、いるだけでテンションが高い場所だとは思うのですが、NYのそれにはやはり東京より危険に対する備え…と言うか、心構えが必要なのかなと。
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危険と言っても、別に強盗に襲われる事だけでは無く、世間から取り残される危険や全てが理解不能な状況になる危険、不条理にさいなまれる危険など。社会機構を一度理解してしまえば楽なのかも知れませんが、東京でですら理解し切れていない(という自覚アリ)のに、NYのような競争が激しい場所で生きて行くのは並大抵の根性では出来ないと言うのが正直な所でした。
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若い頃に「ブロードウェイに挑戦しないの?」というお声を頂いた事もあったのですが、アメリカでは現地で育ったハングリー精神旺盛なチャイニーズやコリアンとの競争になるわけで、しかも彼らがアメリカ育ちだと、僕程度の英語力ではまったく歯が立ちませんし、身体も柄もないとくると…そこまでの勇気を振り絞る事はできませんでした。むしろ、日本にいて英語が出来ることを売りにした方がまだ需要がある、と。

しかし、今回「王様と私」のカンパニーに5人もの日本人がキャストとして参加していて(ケン・ワタナベもその一人)やっと日本もここまで来たのか、それともアメリカと言う国の柔軟性が高まったのか。いずれにしても、無論喜ばしい事ではあるのです。最近初めてファントムのクリスティーヌとしてアジア系の女優さんがキャスティングされたと言うニュースも耳にしました。エラい世の中になったものです…
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さて、我々は飛行機で一路、まずアトランタに飛び、その後数々のドラマが待つジャクソンビルへと移動します〜
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by kokimix | 2016-06-09 13:24 | 旅行記

アメリカ旅行2016<NY編> 13

続・NY喰いだおれの巻

おしゃれ朝食(夜はイタリアン)の店:LIDO
http://lidoharlem.com/
この日は、ジョンの仲良しのケヴィン(写っているハンサムさん)に連れられてハーレムの西南にあるイタリアンで、スタイリスティックな朝ご飯を頂こうと、こちらに来ました。
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店は明るい解放感のある内装で、すでにおしゃれ。角地なのも手伝って人気がある様子。土曜日だったのでなかなかの盛況でした。

僕が注文したのはポレンタ(コーンの粉で作ったお粥みたいなもの)にポーチドエッグ、トリュフオイルでソテーしたマッシュルーム、ベーコンにガーリックトーストが挿してある一品。($15)
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見るからに「オレは持ち帰りには向かないぞ」という外観だったので、朝から頑張って食べました…(*´ο`*)=3
とろりとしたポレンタと日本人ならほぼ誰でも好きな半熟卵に香りの良い茸とベーコンのカリカリがたまらない料理でしたね。

もう1件は、NY滞在の最後の朝に行って見た近所のソウルフードの名店:SYLVIA’S
http://sylviasrestaurant.com/
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主にアフリカ系の皆様(最近はあまり関係ないみたいだけど)が教会に行く前/行った後に、そのおしゃれ着のまま立ち寄る歴史のあるお店で、サービスもすごくしっかりしているアメリカではなかなか珍しいレストランでした。
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この店の名物は無論ソウルフードなわけですが、そのほかに日曜日スペシャルで、ダイニングエリアを使ってのゴスペルタイムがあるというサービス。ゴスペルタイムと言っても、キーボードが一人、歌い手が一人付いて歌って歩くと言う事なのですが、延々とループが出来るような歌を使って、卓々を周りながら「お客さん、どこからきたの?(他の客に)…この人たち○○から来たんだって!Amen!」的な感じで練り歩くと言うパフォーマンス。すごく上手な歌い手さんと言うわけでは無かったけど、味のあるおばさんのボーカルにしばしほのぼの。
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僕が注文した料理は、ワッフル。このワッフルにはもれなくチキンレッグが付いてくると言うので、このところ脂っこいものが続いていた自分の腹具合を省みてフライドチキンでは無く「煮たチキン」smothered chickenを付け合わせに頼みましたが、来たのがこれ…
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どっぷりとグレイビーソースで煮込まれたこってりのチキンレッグは、もちろんお持ち帰りで…^^;)

by kokimix | 2016-06-06 12:38 | 旅行記

アメリカ旅行2016<NY編> 12

NY喰いだおれの巻

こちらはクリストファー通りでランチに立ち寄ったレストラン ” The Quarter ”
http://quarternyc.com/
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洒落た感じの外観で、時間的にはランチタイムを過ぎた頃に入店しましたが「意識高い系」の地元の人が通うといった印象のお店です。

ジョンは何かバーガー的なものを注文しましたが、僕はほうれん草とパルメザンチーズ、茸の手打ちクリームショートパスタ(タイトルだけで小洒落てる)
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見た目はややアレですが^^;)パスタのお味はアメリカンフードにしては穏やかで、都会の食べ物と言った感想を持ちました。野菜もオーガニックで、こちらも意識高め…お値段もそれなりなはず。
ジョンが頼んだ小さいボウルの中身は「芽キャベツの炒め物」芽キャベツを千切りにし、ベーコンか何かと軽く炒めた料理で、これはアイディアだと思いました。
ちなみに、なんでかは良く知りませんが、芽キャベツは英語でBrussel sproutと言います…
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そしてこちらは”West Side Restaurant”。リンカーンセンターに「王様と私」のチケットをピックアップしに行った帰りに入ってみました。
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この時、僕はあまり食欲がなかったので、エビのサラダだけ。ジョンはフライドチキンとメキシカンライスかなにかのコンビプレートだったと思います。
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ここはブロードウェイ沿いにある店で、位置は69丁目。タイムズスクエアからは少し歩きますが、なかなか良いお店でした。おハナシがにぎやかなウエイター長さん(恐らくギリシャ人)が陽気にもてなしてくれます。

…エビサラダだったけど…エビ、ほぐしてあった?それともカニカマ?「(´へ`;ウーム
ぶっちゃけ、サラダ軍艦(回転寿司のアレ)のサラダみたいなお味でした(^-^)

…いえ、褒めてるんですよ!

by kokimix | 2016-05-30 11:59 | 旅行記

アメリカ旅行2016<NY編> 11

さて、今回のNY滞在でのもう一本の観劇…KINKY BOOTSについて。

この日、連日のジョンの友達に伴う嫁家業(詳しくは前回のブログ参照)に疲れ、午後からタイムズスクエアのTKTS:ブロードウェイの当日券センターに並んでから、何を見ようか思案していました。
とにかく凄い長さの順番待ちなので、考える時間だけはたっぷりあります。ちょっとクサクサしていたので、なにか景気のいい元気な作品を見たいなと思い、ラインナップを見ると「スクール・オブ・ロック」「ファントム」「レ・ミゼラブル」など…後者2つは暗いので却下するとして、ん〜スクールオブロックかぁとひとりごちていた時に、目に入ったのがKINKY BOOTS。
実は、東京にいる友達が開幕直後に観に行って、大変楽しかったと言っていたのを思い出し、約35分後無事にチケットを1名分確保できました。
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NYの芝居の夜公演の開幕時刻はどこも大体午後8時。それまでかなり時間があったので、ウィンドウショッピングへ。といっても、無印やユニクロが目立たないものの、こちらのラインナップは東京とそれほど変わらず、ファストファッションならGAP、AMERICAN EAGLE、ZARA、H&Mなどが並んでいて、しかも東京より品揃えがよろしくない^^;)少し東京が誇らしく感じられました…

さて、肝心の観劇ですが。
なかなか心地の良いアル・ハーシュフェルド劇場と言う会場で、ちょうどいい大きさ(キャパ1300)のステキな劇場でした。幕間にはアルコールも飲んでみたのですが、こぼれないようにちゃんとふた付きのノベルティカップに入れてくれて、こういうところも行き届いているところがニクい。

主演の二人:チャーリーとローラが芸達者なのは当然として、僕がとにかく感心したのは、脇の役者の充実ぶり。特に儲け役のローレン(多分作曲家:シンディ・ローパーが自身を投影した)と憎まれ役のドンの器用さとしなやかさにシビレました…
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チャーリーを演じていたアンディ・ケルソは開幕当時ハリーという別の役をやっていたんですが、今回めでたく昇格。ローラはウェイン・ブレディというTVスターで以前にもシカゴ(ビリー・フリン役)やレント(トム・コリンズ役)などで定評のある実力派。ふたりとも、すこーし固かったかなという印象でしたが、それでもまわりの安定したチームに囲まれて素晴らしい働きぶりでした。
C.ローパーが曲を書いた事で、全体的に不思議な感覚…この話の設定がいつ頃なのかとかがフワフワするのですが、またそこが魅力的。脚本を担当した我らがハーヴィー・ファイヤスティーンのミュージカル愛に溢れたオマージュの数々も楽しい!
そしてなかでも一番僕が再確認、というか再発見したのは「観客がどのくらい芝居そのものに参加し、かかわるか」という事です。これは決して芝居の最後に一緒になって踊り出すとか、カーテンコールの時にやたらシャッターを切りまくるということとは全く別の次元の事です。

舞台上でなにか悲しい事が起きたらキャラクター達と一緒に声を出して悲しむとか、素晴らしい事があったら一緒に喜びを分かち合うとかそういう類いの事です。最近一部の日本の劇場でもこのような事は起きつつあるのですが、まだ「芝居の邪魔をしてはいけない」とか「そんなことみっともない」と思っている人が多いのも事実です。文化の違いと切り捨てては、安易すぎるでしょうか?
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アメリカでは、映画館ですらこのような現象が起きます。危ない事が起きそうな主人公に「うしろ、うしろ、気をつけて!」と呼びかけたり…もう撮影されて、なにをどうしてもスクリーン上には何の影響もないのに…それでも、ついそんな言葉が出てしまうような、ほほ笑ましい人々なのです…

あ、日本にもいました!東京ではなく、大阪に!
昔まだ大阪に中座という劇場があり、ミヤコ蝶々さんが座長公演をしていらした時に拝見した本番でそれは起きていましたね…退院直後で歩くのもようやくな蝶々さんがちょっとステップを踏んでいるのを見て、会場全体が応援したり心配したり。その後のトークショウで、蝶々さんの一言一句に大きく頷くおばちゃん/おばあちゃんがたに、ほのぼのしたものを感じた事もありましたっけ^^;)

by kokimix | 2016-05-26 13:44 | 旅行記

アメリカ旅行2016<NY編> 10

そもそも、クリストファー通りに何故行ってみようかと思ったかと言えば、ちょっとこの頃ジョンの油人たちの相手をするのに少し疲れてきていたからです。今度の旅行で仲良くなれば我々は「友人」になるわけですが、彼らとジョンが会えば決まって昔の話になり(かなり沢山の人たちが10数年ぶりの再会)僕がそれらの思い出話の事を共有できるわけでもなく…ひたすら「はあはあ」「そうですか」「すごいですね」を相づちに会話の傍観者になるわけですね。そうして黙って聞いていると、今度は「なんで静かなの?」と話を振られて、また困っちゃうわけで。…文句じゃないのですが、この状況があまりに続くと、こちらも疲れてきます…

というわけで、ちょっと僕もデイオフをもらい、少し単独行動の時間をもらいました。地下鉄が発達している都市だと、これが簡単にできるから便利^^;)
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前回の続きですが、クリストファー通りをどんどん進み2つほど交差点を過ぎた辺りから、急に町並みが瀟洒になってきます。そして、道の先が左右に開けたと思ったら、そこはハドソンリバー。近くにはコミュニティセンターや学校などもあり、子供連れも多く見受けました。
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やはり水辺に行くと、自動的に心が安らぎます。映画などで散々見た景色なのですが、改めて実際に現地に行くとまた違った感覚に襲われます。

…ジタバタしてもしょうがないのかなあ、とか

…自分は、分かってはいたけど、小さい存在だなあ、とか

いろいろ思う事もあり…感慨に耽りました^^;)
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来た道をUターンして、駅へと戻りがてら、駅の反対側にあるStonewall Innというバーに言ってみました。昼間だったのでこの時は店内に入りませんでしたが、この店は全米のゲイリブにその名を刻むほどの大事件を引き起こした場所です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ストーンウォールの反乱
この近くには、その名もGAY streetという横丁もあるくらい象徴的な場所で、その後ジョンがこの店のオーナーと知り合いと言う事が分かって2度ビックリ!
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また、今回の旅では行く機会がありませんでしたが、この近くにはピアノがありミュージカルの歌などを自由に歌わせてくれるMarie’s Crisis CaféやDuplexなどもあります。ぜひ次回チャレンジしてみたいと思いました…

by kokimix | 2016-05-15 14:01 | 旅行記

アメリカ旅行2016<NY編> 9

また違う日に、ひとりでクリストファー通りと言う所に出かけました。

ニューヨークでは、ゲイ関係の建物やショップ、飲食店などが多く立ち並ぶと言われてきたエリアです。ここはマンハッタンの中南西部分に当たりますが、ここからまっすぐ東に行くとSex & The Cityの主人公キャリーが住んでいたという設定のグリニッジビレッジです。
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地下鉄1番線のシェリダン=クリストファーストリート駅を降りて地上に出ると、すぐそこはもうすぐ通りに面しています。交差するようにグローブ通りというのも通ってますが、ほぼクリストファーと平行して走っているので、角々に位置する標識でチェック。

その近くにはカフェが何軒かあり、もちろん世界共通のスタバ(Wi-Fiが無料で使えて、旅行者には超便利!)も、Chalaitという日本茶をテーマにしたカフェもありました。ほど近くに、ドミニク・アンセルという、東京にもベーカリーとして出店がある
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有名なデリがあったので、そこでひっそりランチ。外見は(言葉が悪いけど)ほったて小屋みたいなのですが、店内はなかなかおしゃれな雰囲気で、地元の若いマダムなどがお上品にお茶を楽しんでいました。
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僕が頼んだのは、クロック・ムッシュ(手の込んだチーズトーストサンドイッチ)。ほかにも、渋谷辺りのお嬢さんたちが飛びつきそうな「アサイーボウルの○○」とか「キヌアと蕎麦粉の××」などがメニューにあったのですが、どれも少し値段がお高めで。一般にアメリカで値段が高い食べ物は珍しい食材を使っているか、あるいは量が多いからというのが相場と判っていたので、一番地味そうなアイテムを…^^;)
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しかし!僕の元にやってきたクロック・ムッシュはやはり特大!!むろん、半分だけその場で食べて、後は持ち帰りとなりました。(お値段:$12程)

一応地図も持って出かけたので、大体の方向は把握しているつもりでしたが、実際の距離感が分からず、ひたすら歩いていましたら…伝えられている通り、あちこちに七色に染められた旗を掲げたお店が林立していました。その後話に聞くと、それでも一頃よりはずいぶん減ったらしいのですが、ゲイっぽいというよりシックでこじんまりしたおしゃれな店が他の地区より多いように思いました。

この後、更に通りを進んで行くのですが、その話はまた次回…

by kokimix | 2016-05-12 13:33 | 旅行記

アメリカ旅行2016<NY編> 8

さて、観劇の報告を^^;)

今回は2本しか見られなかったのですが、そのうちの一本が「王様と私」です。
大昔、どんな機会でだったかは忘れましたが、映画版を観た事がありました。
その時の僕の感想が「退屈な話だなあ」というものだった事から、その後元共演者が出演していようが有名人が出演していようが、自分から観る気持ちにはなれませんでした。

しかし、去年渡辺謙氏が同作でのトニー賞ノミネートと言う快挙を成し遂げた事をきっかけに、ぜひ21世紀仕様の演出を観てみたいと思うようになりました。それ以前に松本幸四郎氏が英国ウエストエンドで演じ話題になりましたが、その事には今の日本では全くと言っていいほど最近触れられていないのが不思議ではありますが…
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今回公演が行われていたヴィヴィアン・ボーモント劇場(リンカーンセンター内)はすり鉢型の客席を擁していて、ステージを見るとちょっと見慣れない梁の様なものが縦横に。
これの上を役者が通るのか?…それにしては、ちょっと狭過ぎる…オーケストラピットの真上を覆いかぶさるように張り巡らされている鉄骨に疑問は膨らむばかり。
僕らが行った時の客層は、他の劇場とはちょっと雰囲気が違って、いかにもハイソというか落ち着いた年齢層の人々が中心でした。
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さて、開幕。
序曲が終わると共に幕が上がると、度肝を抜かれる事が!!
これはまだ見ていない方のために伏せておきますが、あのような形の幕開きは僕自身いままで見た事がありませんでした!
オーケストラの演奏が徹頭徹尾素晴らしく、隙のない仕上がり。加えて、主役の二人:王様とアンナ先生の見事な事は言う必要もないのですが、とにかく脇の役者の技術の手堅い事!
歌の音程や解釈はもちろん演技や振付に至っても、まるで大きな極楽鳥の鳥カゴか何かを見ているようなシンプルな美しさ、しかしその中においても豪華さと優雅さを忘れない心意気のようなものが感じられました。
また、音楽の解釈が違うからなのか、自分が大人になってから見ているせいなのか、名曲たちの美しく心に響くことと言ったら。どのナンバーも涙なしでは聞けないほどでした。
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役者さんについては主演のケリー・オハラの手堅さに加えて(これがアンナのキャラ造りに影響したと思われ)王様を演じたフーン・リーの身軽さ、軽妙さ。 
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僕が観た時はちょうどリー氏が怪我をして何ステージか降板し渡辺さんがその間急遽その穴を埋め、リー氏が復帰して3公演目だったようなことを聞きました。僕らが観た一週間後に正式に渡辺さんが登板するという流れだったようです。
どうしても欧米で東洋人を描く時に強調されがちなのが「細さ」「弱さ」「ずるさ」などの要素ですが、この公演に関して言うと、実に男優たちは男性的で野性味にあふれていて(欧米から見たアジアの粗野さを出すためとも受け取れますが)女性たちはどこまでもエレガントでしなやか。
カンパニーの中に日本で知り合いになったダンサーのシノミヤ・アツヒサ君がいて、彼がとても見やすい席のチケットを取ってくれ、なお終演後バックステージツアーにも連れて行ってくれました。
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オハラさんにもリーさんにもご挨拶が出来、その上やはりトニー賞を獲ったマダム・ティアン役のルーシー・アン・マイルズさんにも会う事が出来ました。当たり前の事かもしれませんが、舞台を降りたらとても気さくな皆さんで、特にマイルズさんは舞台で見るよりずっと若くて可愛らしい感じの女性でした(マダム・ティアンは全国王夫人の要なので、どうしても貫録が出やすいのです)。
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開幕してから一年が経とうと言う頃だったのですが、いかに東洋の話だとは言え、多数の日本人ダンサーが参加していて、隔世の感がありました。

by kokimix | 2016-05-09 22:25 | 旅行記

アメリカ旅行2016<NY編> 7

あまり僕は「観光」をするのがそれほど好きではないので、展望台などはそれほど興味がなかったのですが、あの出来事のあまりのショッキングさを考え、行く事を決めました。
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もちろんあれから15年の月日が経っているので、すべて生まれ変わり新しく開発されていましたが。
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https://oneworldobservatory.com/ja-JP/

1階の窓口で¥3000ほどを払って、長いエレベータに乗り込むのですが、内装が全部LEDパネルになっていて、1950年代からのニューヨークの景色や文化風俗などが紹介されます。1分で頂上に到着します。いつも日ごろ結婚式の仕事で高いビルには慣れているつもりでしたが、たった1分で102階の高さに到達するというテクノロージーにまず驚かされました。
エレベータを降りたところからすぐの場所に広い踊り場のような所が会って、その壁一面更に現在のニューヨークの映像が写ります。そしてそれが終わった次の瞬間、その壁/スクリーンが上へとあがり、実際のマンハッタンが一望できると言う演出です。これには一同思わず拍手!
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更に詳しい事を知りたい人のために、ガイド役を務めてくれるタブレット端末の貸し出しや、部屋の隅々に配置されたオブジェの横でどんな質問にも答えてくれる気さくなボランティア。
1階下のレベルには立ち飲みのカフェやゴージャスなレストラン、大きなお土産スペースなどが位置していて、ちゃんとお金も落ちるように考えられていました。
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眼下には、ブルックリン橋も一望!(観光に興味がないはずじゃ…?)

そして降りる時のエレベータにもやはり別のストーリーがLEDパネルに写る仕掛けで、外に出ると、入り口に向かって右側におおきな貯水池のような噴水のような不思議な施設が目に入ります。
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これはReflecting Poolと呼ばれるもので、日本語ではさしずめ「追憶の池」とでもなるのでしょうか…原爆ドームのそれと同じように、崩れ落ちるビルの粉塵や炎の中で水を求めて息絶えて行った犠牲者の安らぎを願って造られたと聞きました。

by kokimix | 2016-05-07 13:31 | 旅行記

アメリカ旅行2016<NY編> 6

今回はタイムズスクエアについて少々…
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23年前に師匠のお伴で行ったブロードウェイでは、当時の事務所の計らいもあってマリオットマーキスと言う劇場街のど真ん中にあるホテルに宿泊させてもらいました。

その時の大きな目的のひとつに「蜘蛛女のキス」の日本初演のために、ブロードウェイでの公演を視察すると言うものだったのです。
場所はブロードハースト劇場という所でした。
この時に自分がやれそうな役を見繕えたお陰で、かなりオーディションではアドバンテージをもらえたと思います^^;)
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しかし、その時の記憶がなにしろ23年前と言う過去のものだったので、今回改めてタイムズスクエアに行った時に、ほぼすべてのランドマークが変わっており、そもそもどちら側がいわゆる南側なのかかなり迷いました。同じ所をぐるぐる回ったりしてしまって、自分であとで考えても笑ってしまうような混乱ぶりで…
1、2時間彷徨って、やっとTKTS(当日券の安売りセンター)がどちら側に位置するのかなどがやっと判りました。
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今回行ってみて感じたのは、9.11以降警察の影響力がとても強くなった事。以前から軍隊と並んで、警察はアメリカ国民にとって基本的にヒーローと言う扱いになる訳ですが、それが更に強調された雰囲気で、中心で車両を使った大きなプレゼンの様なパフォーマンスや忌憚なく写真撮影に応じる姿などが印象的でした。
また、日本やその他の国でも猛威を振るう(?)中国人観光客ですが、たぶんNYは中国からやや遠過ぎるのと中華趣味では無い事からか意外と少なく、代わりに多く見かけたのが中東/東南アジアの人々。特にオイルマネーでブイブイ言わせて来たかなという若いハネムーナーなどはかなり多く見受けられました。
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それと、地下鉄などでも特に目立っていたのが、TVドラマの広告の多さ。
まだTVはアメリカでは強大で、資金力もある影響力の大きなメディアなのだと言う事を思い知りました。作品だけ見ても、アメリカのTVドラマの素晴らしさは映画にも決して引けを取らない出来上がりなのは周知のことですが、それを映画と同じレベルやスケールで宣伝できる底力に、こんなところも日本とはずいぶん違うなあと思わざるを得ません。

by kokimix | 2016-05-03 10:29 | 旅行記