飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
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【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
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Jennifer Holliday

筆者が愛してやまない極上のディーヴァ。ミュージカルDreamgirls(ダイアナ・ロス&シュープリームスのエピソードをモデルにした、バックステージ物のミュージカル。トニー賞受賞)の端役でオーディションに合格。ところが、あまりの歌唱力に役がどんどんふくらみ、やがてとうとう主役になってしまう。見事大曲And I am tellin' you I'm not goingとI am changingを歌いきり、そのダイナミックな歌唱と特異なキャラクター(当時はすっごいデブ!)で、話題をさらった。先述の2曲はサントラ盤よりシングルカットもされ、And I am tellin' you...はR&BチャートNo.1, Hot 100 22位まで上り詰めた。筆者はある式典でどうミュージカルの演出家であった故マイケル・ベネット(1987年7月2日エイズで死去)に捧げるとして歌った同曲は、あまりに感動的で、筆舌につくし難い。

その後、EW&Fのモーリス・ホワイトの全面プロデュースでアルバムFeel my soulを発表。シングルI am loveがヒット。(個人的にはファンキーな冒頭のJust let me waitが好み)

その次のアルバムSay you love me(これがなかなかCDで手に入らない。筆者はアナログ版のみ所持)が、筆者のお気に入り。タイトル曲も良いし、シングルになったマイケル・ジャクソン作曲のYou're the oneも地味ながらいい(あまり売れなかった)。D・エリントンのCome Sundayも聴かせる…が、なんと言ってもハイライトはNo frills loveだ!!筆者がDJ時代によくこの曲をかけてフロアを沸かせたものだ…懐しっ!リミックスも複数出ているが、オリジナルのエクステンデッドバージョンが一番出来が良い。DJ必携。天下のアーサー・ベイカー(シカゴハウスのパイオニア)プロデュース。

その後当時飛ぶ鳥を落とす勢いのナーラダ・マイケル・ウォルデン一派のプレストン・グラスや大御所ジャム&ルイス、トミー・リピューマ(彼とのコラボ、Read it in my eyesは最高!)、バリー・J.イーストモンド(アニタ・ベイカー、ジェームズ・イングラムなど)などをプロデュースに迎え、次々と作品を発表。現在はTVシリーズ「アリー・マイラブ」にゲスト出演したり、多数のブロードウェイミュージカル(「シカゴ」「グリース」「ザ・ライフ」など)に出演し、なお意気盛んだ。

それにしても、彼女は膨らんだり縮んだりが激しい。やはり彼女の巨体のインパクトが強いのを気にしているのだろうか…ベスト版の写真などを見ると、すっかりやせていて、「病気なの?」と疑いたくなるほどだ。(ルーサー・ヴァンドロスなどダイエットに一所懸命な黒人アーチストは多い)あまりやせすぎると、声のパワーがなくなるのではと、不安にもなる。

♪こーき
Jennifer Holliday_d0053041_10144087.jpg


by kokimix | 2005-05-21 10:10 | 音楽
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