飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
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【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
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Lisa Lisa and Cult Jam

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* 日本でのブレイクはいまひとつだったけど

本国アメリカ、特にニューヨークでの人気はかなりのものだった。

グループのリードヴォーカルであるリサリサ(リサ・ヴェレス、ただ今41歳の若さ)は、シングルマザーの許に生まれた10人兄弟の末っ子で、いわゆるニューヨリカン(ニューヨーク生まれのプエルトリコ人)だ。彼女の存在が、その後のマイアミ・サウンドマシーン(含グロリア・エステファン)やブレンダ・K・スター、サ・ファイヤ、カヴァー・ガールズ、エクスポゼなどの一連のマイアミサウンド軍団へ続くラテン旋風をもたらす。

* もちろん、プロデュースはフル・フォース

フル・フォースのバックアップが無ければ、このグループは存在していない、と言っても良いくらいの切っても切れない間柄だ。フル・フォースは兄弟+従兄弟とその友人たちで構成されたファンクグループ。彼ら自身の録音よりプロデュース作品の方が高い評価を得ている。

カルトジャムの方は、Alex Moseley(ギター&ベース)とMike Hughes(ドラムス&キーボード)の二人だが、マイクの方が最初フル・フォースでボーヤ兼キーボードをしていたときにたまたま出会って、誘われたと言う。

フル・フォース側が、その頃台頭しつつあったニュー・エディションを、あたかも新時代のジャクソン5に仕立てたように、リサリサを新シュープリームス的に売り出したかったらしい。テクニック的に優れているとか、声量がある迫力ボーカリストとかとしてではなく【隣のかわいこちゃん】(天地真理か浅田美代子と同じ次元だ~~)としてである。

* そこで録音されたのが「テイク・ユーホーム」

正しいタイトルは"I Wonder if I Take You Home"である。これが全米34位、米ダンスチャート1位 英チャート12位のヒットとなった。その後フル・フォースとのデュエットの名曲:All cried out(全米8位)が発売され、後に色々な人にカバーされることになる。

このシングルを含んだアルバムLisa Lisa & Cult Jam with Full Force (1985)の頃は、まだ フル・フォースのクレジット付きだったが、次作Spanish Fly (1987) で大ブレイク。このアルバムから2曲の全米1位("Head To Toe" と "Lost In Emotion")を含む4曲のヒットが生まれた。
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* しかし、隆盛は長続きせず

その次のアルバム:Straight to the Sky (1989) から、中ヒット"Little Jackie Wants To Be a Star"(全米29位)が出たものの、あまり勢いが無く、その後のアルバム:Straight Outta Hell's Kitchen (1991) ( "Let the Beat Hit 'Em" :全米37位、米ダンスチャート1位)を最後に、グループ自体は休止状態に入る。

* しかし、こういう場合、ご多分に漏れず
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リサリサはソロに転向する。しかし、長く「隣のリサリサちゃん」で売ってきた彼女を、容赦ない批評家や口汚い聴衆はそう簡単に受けれなかった。ソロデビュー1作目:LL77は不発に終わる。

しかし、彼女のようなラテンダンスミュージックのパイオニアがいたからこそ、現在のジェニファー・ロペスやマライア・キャリーがのうのうをしていられるのも事実。今聞くと、確かに甘いしちょいダサだし、ノスタルジーしかないと言ってもいいけど、彼女のした功績(デビュー時16歳!)の大きさを考えると、現在もアメリカのラテン社会での彼女の知名度や認知度は、バカに出来ないものがあるのである。

♪KOKI 

by kokimix | 2007-01-18 21:57 | 音楽
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