飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
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【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
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タイ旅行記パート4

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* そもそもザ・スパは

ガイ・シンプソンというマウイに住んでいた一介の実業家とその妻トイによって建設された。

別にお医者が研究の末に作った施設ではないのだ。それは僕も分かっていた。
それが故に、どうもこの施設の方向性には最初から疑問を持っていた。
なんか「キザな金持ちの白人を煙に巻いて金を騙し取る」ことのような気がしていたからだ。

だから、散々相方に「本当にダイエットに良いのは、バランスの良い食事と運動なんだよ。でも、ジョンの場合は下半身に対して、上半身が重過ぎるから、すぐに膝を痛めちゃう。だから、いつもプールに行けばって言ってるんじゃない」と僕が諭すと、「それは分かってるけ、やってみたいんだもん。友達は『気持ちよくなった』とか『爽快だ』って言ってたし。やることに意味があるんだよ。」と言い張って聞かない。

ま、好きにおし。
写真は、ハンモックに乗ってはしゃぐ相方。
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* がけ下のバンガローに移ってから

初めて施設の外に出てみようと言うことになった。もちろん牢獄ではないので、外に出ようと思えば出られる。
一時間に一回、施設のソンテウ(鉄枠のかかったピックアップトラック、よくタイではタクシー代わりに使われる)が、もうひとつの施設:ザ・スパ・ビーチ(僕たちがいた場所は[ビレッジ])へ無料で送迎してくれるのだ。

ガタゴト揺られながら、15分ぐらい行くと、ビーチロードの果てにそのもうひとつの施設はあった。
写真は、近くの展望スポットから眺めた海。
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なんだ…?やたらにぎわっているな…僕らがいる[ビレッジ]とは大きく雰囲気が違って、もうすぐそこはビーチが広がっている。
坂も無いし、森も無い。

え~~~こっちがよかったよ~~~何でこっちにしなかったの?

「だって、みんなが[ビレッジ]の方がデトックスに集中できるっていうんだもん。ほら、バンガローだって小さいし。僕部屋が小さいとダメなんだ」と相方。
そりゃ君は良いかもしれないけど、ここの方が繁華街にも近いし、開放感があっていいよ~

文句タラタラ…こっちを見なきゃよかった。
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* その[ビーチ]がある方は

ラマイ・ビーチというビーチロードが続いてて、そこには飲み屋街やレストラン街やおみやげ物屋などが軒を連ねている。
なるほど、こちらの方が「誘惑が多い」のか。

しかし、地図などで確認すると、この島全体の最大の繁華街は「チェワン・ビーチ」と言うところで、ここより更に車で20分ぐらい離れたところらしい。
そこには、ほぼ何でもあるといった状態だそうだ。え~そこに行きたいな。
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* ザ・スパに来ている人々は

ほぼヨーロッパ人が多いことを、前項でご紹介した。日本人は、僕が確認した限りでは2人だけ。多分親子連れなんだと思うけど、50過ぎの太ったおっさんと20代前半の娘。会話はほとんどしなかった。

後はイギリス人が中心。中でも、学科は違うものの、相方と同じ早稲田大学で教鞭を取る講師やカナダ人の陽気なオバさんなどもいて楽しそうだった。

ビキニを脱いで、ガリガリの裸の胸を見せびらかす様にしていた、レズビアンらしきカップルたちは醜悪の一語だったが…

その中で、香港生まれでカナダ育ちのスチュアート(中国系)と知り合いになった。彼はもう8日間の断食を終え、その日から食事再開と言うことだった。
やっぱり幸せそう。食べるって、いいよね。

その彼が、チェワン・ビーチに何軒かドラッグクイーンショーをやっているバーがあることを教えてくれた。相方も行きたがったので、その晩はチェワン・ビーチで夕食を取り(別にスパで食事をしなければいけない決まりは無い)、その後スチュアートと待ち合わせをして、一緒にショーを見に行くことになった。

バーの名前は「アムステルダム」…う~ん、イカニモ。

見てみると、田舎町の割にはちゃんとしたライティングと衣装でそれなりに見せてくれた。ちゃんと踊っているのは20人中2人だけだったが、それでも頑張っていた彼らにチップをあげた。

男役の方の彼は、まるでリッキー・マーティンかヒロミ・ゴーをパクッたような振付で、女役の方は水野真紀をもっとこゆくしたようなメイクに、キンキラリンの衣装でなかなかよかった。(褒めているように聞こえないかもしれないが)

その帰りに、ちょっともう一杯と立ち寄ったバーで、相方がいきなり「お、お腹が痛い…」と苦しみ始めた。
大丈夫かと心配したが、本人はもう宿に帰りたいとのこと。ほんじゃ、帰りましょ帰りましょ。

お腹が痛いなんて、僕の専売特許かと思っていたので、ちょいとビックリ。

* 次の朝

「昨日さー、マジで痛かったんだよね、お腹が。もうこれ以上断食を続けられないよぉ。」と相方。
「ま、いいんじゃない?本当はもっと早く脱落するはずだったのに、とりあえず4日間はやったんだから。」と、快く[勇気ある撤退]に賛成してあげた。

急に食べ始めると、胃腸に負担がかかるのでゆっくり食べ始めると言うことで、その日の夜から固形物の食事を再開したのだった。

ちょっと客観的に観察してみると、相方がドリンクなどと同時に摂っていたサプリメントが、GNC社(よくアメリカなどで安売りをしている、一般的なビタミン剤の会社)の製品であることが分かった。つまり、そう珍しくない代物だってこと。

な~んだ。正体見たり!

* あまりに相方の具合が悪かったので

次の日、突然予定を変更して、バンコクへ発つ事にした。もちろん飛行機は予約してないから、予約してあったものを振り替える事にした。
ところが、サムイは今デトックスシーズンだそうで、あちこちから健康な身体になることを求めてやってきた観光客で溢れている。

よって、飛行機のチケットが取れないのだ。色々なトラベルエージェンシーに行ってもダメで、直接飛行機会社に電話したところ、「スタンバイ(空席待ち)をすれば、早い時間なら座れる確立が高い」と教えられた。

一日に何便フライトがあるのかを調べようと思ったら、エージェンシー・飛行機会社、各人の言うことがそれぞれ違う。何でも年ごとに大きく編成してしまうらしく、誰もちゃんとしたフライトのスケジュールを知らないのだ(この辺がタイっぽい)。

仕方が無いから、とりあえず朝6時半のフライトを目指して、後は運を天に任せると言う案に落ち着いた。

* その夜は

チェワン・ビーチに繰り出して、相方の食欲が爆発。ステーキとロブスターのセットプレートにサラダバーを平らげた。こうでなきゃ、ジョン・オーウェンズ!
お腹も満足して、フロントに「明日発つから、朝5時半に起こしてね」とモーニングコールを依頼。

幸せに床に就いたはずだったが…ドンドンドン!!

なになに?!!!!いま、なんじ??
眠い目をこすりながら時計を見るとまだ4時。外では真っ黒い顔のお兄さんが「フォーオクロッ、フォーオクロッ」を繰り返している。

相方が怒りをこらえて、「まだ4時じゃないか。僕らが頼んだのは5時半!分かった?」と言ったが、外のお兄さんはひたすら首をひねりながら「フォーオクロッ」を連発している。もしかして、これっていやがらせ?

これは、このサムイに来て特に感じたが、この島では出会ったタイ人のうちの半分しかまともな英語を話せない。半分は言いすぎかもしれない、それ以下だ。
下手すると3割いるかいないかだ。これで、一体どうやって商売をするのか??

フォーオクロッのお兄さんは、やっと事情が飲み込めたらしく、今度は「ソォリィ」攻撃(ニヤニヤ付き)に切り替えた。

仕方が無いから、荷物をまとめ、ぼんやりした頭のまま、言われるままに下の駐車場へ。前日に渡りをつけておいたタクシーが着ているはずも無く、
スパの守衛に「この人に電話して、迎えに来てもらって」と依頼。20分ぐらい経過した後、タクシーが到着。空港へと向かった。

* 日本人は

とかく時間にうるさい、と言うかうるさ過ぎるかもしれない。そんなことだから、兵庫の福知山線の事故がおきてしまったと言ってもいいくらいなのだけど、ここまでルーズなのもどうなのか?
ま、これで誰も怪我したり、死んだわけじゃないからいいのかもしれない。

タイの国民的なフレーズのひとつに[マイ・ペン・ラーイ]というのがある。日本語で言うと「大丈夫だぁ」(志村けん風)と言う意味。

[マイ・ペン・ラーイ]かっ…

* 空港では

嬉しいことにほぼ一番乗り。当たり前だ。こんな朝早くから来ているバカはなかなかいない。
僕らの前に二組、イギリス人の女性2人組とチェンマイ在住の中国人2人組がいるだけだ。これなら思ったより早く乗れるかもしれない。

とりあえず空港のレストランで腹ごしらえ。僕はひたすら本を読みながら待つ。iPodがあってヨカッタ。

相方は、遅れてやってきたニューヨーク在住の男性(やはり空席待ち)の面倒を見ていた。彼は某有名企業の社員なのだが、サムイで食あたりに遭い、腹痛に襲われていると言う。
人事じゃなかった相方は、一生懸命面倒を見ていた。男性は、食堂の椅子を並べた簡易ベッドでウンウン呻いている。

一時間経ち、二時間経ち、なかなか空席は現れない。先のイギリス人も行ってしまい、中国人も行った。
2本ほど空席がない便が続き、11時になった。

腹が減ってきた。だって、朝食を6時半に食べたんだもん。何もして無いけど、腹は減る。
近くの食堂に移動して、やる気の無いウェイトレスの持ってくるチャーハンをモソモソ食う。

やがて12時になったとき、12時40分のフライトの搭乗手続き締め切りがやってきた。
どうやら2人分、まだ来ていないらしい。チャーンス!!

ようやく席をゲットし、慌てて荷物を持って乗り込む。

や~しんどかった…6時間だよ、6時間。
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♪KOKI

by kokimix | 2006-04-03 00:27 | 旅行記
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