飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
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【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
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声の重さ

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* 声のタイプ

よく「あの人はレッジェーロだから、あの役は向いてないよね」などという会話を、オペラなどを観にいくと耳にします。…僕だけ?ま、そう言わずに。

どういう意味かと言うと「あの人は声が軽過ぎるから、あの重たい声を必要とする役には向かない」と言うことが、そのひとは言いたかったのです、多分。

この「声の重さ」に関しても、諸説分かれるところなのですが、これは自称「評論家」なる人たちが勝手に付けた称号であるがために、時々信用ならないところがあります。もちろん、納得いく分別もされていますが。(…こう書くとゴミみたい)

* 例えば

テノールを例に挙げると、前項でご紹介のパヴァロッティはテノールドラマティコ/スピント。オペラで力強いヒロイックな役柄を得意とする声質の持ち主を指します。「アイーダ」「オテロ」など。

プラシド・ドミンゴはテノール・リリコ/スピント(多分)。オペラでは、繊細で美しいメロディーを得意とし、なおかつドラマティックな響きも持ち合わせた声。各プッチーニのオペラや「愛の妙薬」など。

ホセ・カレーラスはテノール・リリコ/レッジェーロ。やはり繊細で、なお軽快で快活な響きを持つ声。各モーツァルトのオペラなど。

あくまでもこれらは[強弱]の差ではなく、[性質]の違いです。良い悪いではありません。
ドラマティコとスピントの違いはとても難しいところで、僕の自分の声が何に当てはまるのか(おそらくスピント)良くわかりません。ちなみに、スピントとはイタリア語で「押す」と言う意味。押しが強いと言う意味なんでしょうか?(ほら、森田の歌って押し付けがましいでしょう?)

* 結局のところ

と、ここまで書いてきて「どうちがうのよ!」と言う突っ込みは、ごもっとも。
僕もそう思いますが、どうしてもクラシックの世界では区分けをしたがる傾向があるので、仕方のないことのような気もします。特にオペラの役/レパートリーに対するこだわりがまだあるようです。

ミュージカルでもそうですが、最近「レパートリーシステム」と言うのがあります。
例えば、ミス・サイゴンでキムをやったことがあるから、次はレ・ミゼラブルのエポニーヌをやらせる、と言った具合です。(ミュージカルを知らない方、ごめんなさい)
見る側も期待するかもしれませんし、なにより製作者側にはいろいろ考えなくて済むのが大きな利点です。

これはどうなんでしょうね?
役あっての役者?役者あっての役?演じる方は、役を自分にひきつける(「なりきる」と言った方が分かりやすいかも)ことが多いので、どんな役が来ても多分対応はそう変わらないのでは、と思います。
基本的には、僕は自由でいいと思うのですが。その人なりの表現で。

ここで歌い手と役者の違いが出るかもしれませんね。
役者はストーリーの中の<役>を見るけど、歌い手は作品全体を<音楽>として見ますから。
結論になっていませんが。
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♪こーき

by kokimix | 2005-07-16 10:25 | 音楽
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