飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
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【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
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声域って誰が決めるの?

* 良くこんな質問をされます

本当に誰が決めるんでしょう?僕はいつも「その人の一番いい声が出る辺りが、自分の声域だと思って良いですよ」と答えるようにしています。

* まず、声域って何だ?

世の中で一般にソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バスと言われる、高さによる声の分類のことです。他にも、カウンターテノールやソプラニストと呼ばれる人々もいます。

声は十人十色で、いろんな声の人がいるわけですが、僕の周りに「自分は高い声が出ないから、ソプラノじゃない」とか言う人がいます。それはある程度正解ですが、少し間違っている可能性もあります。訓練していないのに、高い音が軽々出るようだったら、僕達は練習しなくていいはずですから。こちらは僕の好きなソプラノの一人、エディタ・グルベローヴァ
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一人の人が何もかもできないのと同じで、一人の人にはひとつの<もうすでに備わった声>があります。それは訓練次第でいかようにもなると思いますが(特に高い音)、誰でも一番得意の高さがあると思います。

* 多くの日本人女性(アマチュア)の場合

自分はアルトだと思い込んでいる人が大勢いますが(プロにも)、その半分くらいはソプラノであることが多いです。日本人は身体も小さく、薄いので西洋人のような響きが作りにくいのです。例えばバイオリンとコントラバスを比べると分かりやすいと思います。楽器が小さいと、音も小さくなる可能性が高いのです。(もちろん例外はありますが)

男性も同じことが言えます。個人的な見解ですが、日本人男性の場合多くはハイ・バリトンに属する人が多いように見受けます。というのが、テノールがなかなか大変だからです。体力も技術も必要で、オペラ界でもテノールは寿命が短いと言われています。全体の割合に対して少ないので、出番が集中してしまうことが多いのです。

そのような条件から言うと、いわゆる3大テノールなんて、いったい何年歌ってきたのでしょう。…尊敬しています。ドミンゴ先生。
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* 結局の所

[その人が一番上手く聞こえる所]がその人の声域だと思っていいと思います。それを誰の判断に委ねるか…歌の先生なのか、普段聞いてくれる家族なのか、それとも自分自身なのか…それも、人さまざまですね。

ただ、自分自身で決めることにはリスクがあります。自分は冷静に自分の声を聞けないからです。(空気伝導と骨伝導による音の伝わり方の違いのため)

ためしに、自分の声をテープで録音することから始めてみてください。自己嫌悪に陥る人が多いと思いますが、参考になることうけ合いです。
♪こーき

by kokimix | 2005-07-15 12:09 | 音楽
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