飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
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【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
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アンジョルラスとその仲間はテロリストだったか?

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* 英国での大きな事件

ロンドンでの同時多発テロのニュースを繰り返し見るうちに、そしていろいろな人々の意見なども聞くうちに、この場合一体誰が一番正しいのか判らなくなりました。

ほとんど「鶏が先か、卵が先か」の論争と同じで、つい最近のイラク戦争や911のテロなどだけを取り出してみてみると、あたかもイスラム教が邪教で、それを信じている人々全てが罪人の様な雰囲気になってしまっています。

でも、きっとイスラムの人たちも平和を望んでいるはず。

* 弱者の虚しい戦い

以前、新宿の西口で、ホームレスの段ボールの家を撤去する問題で、学生達がホームレスに抵抗して一掃されると言う事件がありました。

レ・ミゼラブルにと言うことにおける民衆運動はあの程度の運動であると僕は認識しています。少なくとも、当局に一晩で捻り潰されるほどの規模だったのですから。

大した武器もなく、大した人数もいなく、あるのは大層な理想と夢だけ。虚しい戦いだったのです。
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でも、あのお話だけを見ると[自由を求めた革命]は、とてつもなくロマンチックで、すばらしいことのように思われます。
同じように、WE WILL ROCK YOUのガリレオ君もそうだと言えるかも知れませんし、あるいは、「香港ラプソディー」の天安門事件(これは実在の出来事)のシーンも似たようなものです。後に本当の革命家/ゲリラ(テロリストとほぼ同義語)になる「エビータ」のチェ・ゲバラもそうでしょう。

* 視点を変えると

これは全く立場を変えて見た<ものの見方>ですが、我々が納得する世界に対する体制に対する反逆は「テロ」で、納得できるものは「革命」と言えなくもないような気もします。

「革命」…なんと甘い響きなのでしょう。

ここでハッキリ言っておきますが、僕は決してテロ/恐怖(terror)によって人間をコントロールすることを是としているわけではありません。
それはカルト(政治・金融・宗教など)のすることです。薄汚い「○○教」だの「○○会」だのがする行為だと考えます。

しかし、米軍の不必要な爆撃によって罪の無い民間人である家族を失ったアラブの人々の悲しみは理解できます。
極端な話、「アメリカが原爆を日本に落としたから、戦争は早く終わった」などと言う人が、まだアメリカにはゴマンといるのです。
そういうこと(どっちが悪いとか、どっちが先に手を出したとか)の清算がつかない以上(当分つかないでしょうが)この騒乱はまだまだ続きます。
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「自由を求めた革命」の「自由」の定義も宗教、文化、人種、生活様式/習慣、国、個人などによってさまざまです。
ある人にとってはこれが自由なんだ、ということも、別の人にしてみたら全然自由と感じられないと言うこともあるでしょう。

* それで、言いたかったこと

今回なんでこんなことを書いているかというと、自分で声高に「革命」を美化して来た者の一人として(仕事だったので、しょうがなかったのですが)一度これを読んでいる皆さんにも考えて頂きたいのです。
僕らは命がけで舞台上で仕事をしてきました。たとえそれが絵に描いた「革命」であったとしても。

でも、本当の革命は、僕達一人ひとりが「心の中で起こすもの」で、誰かを殺したり、傷つけることによって実現されるものではない、と僕は思うのです。

あなたはアンジョルラスが革命家だったと思いますか?それともテロリスト?
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♪こーき

by kokimix | 2005-07-11 11:07 | ミュージカル
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