飛んだ!ひ・こーき!@森田浩貴の思うまま


アッという間に50なっちゃった( "゚ o゚")ドーシヨ
by kokimix
最新のコメント
カテゴリ
【あんた、誰?】
東京都内で歌い手(専門はミュージカル)を営んでいる50前男です。時々司会・通訳もします(^^)
11月20日金曜日中目黒楽屋でライブを行います!みなさま良くご存じのスタンダードばかりを集めたプログラムです。バイオリンも共演!美味しいお料理で評判のお店に、ぜひお越し下さい!!
ブログパーツ
以前の記事

HAIR ~ロックミュージカルと言えば~

d0053041_100563.jpg

* 元祖!

おそらくブロードウェイで最初に成功したロックミュージカルだろうと思います。はっきり言って、すじのとったストーリー性が希薄で、むしろコンサートに近いノリの原始的な作品なのですが、当時のヒッピー/フラワーチルドレンムーブメントによって神格化されました。

* 個人的な思い入れ

冒頭のAquariusは名曲です。僕も、何度となくステージで歌ってきました。と言うのも、僕の親の話によると、僕が幼稚園に行くか行かないかという年齢の頃、一日中聴いていたというのが、このHAIRのブロードウェイ版サントラだったと言うのです。(どんなガキじゃ?)

ご存知の方も多いと思いますが、このミュージカルの歌の歌詞はかなりどぎつく、時には赤裸々な性描写や放送禁止用語なども含まれるようなものだったのです。(Sodomyなんて…アセアセ)
ま、当時の僕はそれらを理解するのには到りませんでしたが、無論。

歌うほうにしてみたら、これはなかなか簡単な歌ではありません。とにかく中盤のブリッジ部が早口で、これに着いて行くのだけでも必死です。

僕は小学生のときこの歌を、校庭の片隅にあった三角形のスペースに入り込んで、休み時間中歌っていました。それも、全部英語の歌だったので、その頃覚えた歌達は今でもちゃんと脳みそに刻まれています。

* 作品として思うのは

この後に続くROCKY HORROR SHOW, LITTLE SHOP OF HORRORS, GREASE, RENTなどは、このHAIRの成功なくしてはありえなかったと言うことが出来ると思います。(ミス・サイゴンやレ・ミゼラブルでさえも)

なかでも僕の胸にしみるのが、Easy to be hard, Good morning starshine, Where do I go, The Flesh Failures~Let the sunshine inなど。

ストーリー性が希薄だと言いましたが、希薄と言うか、最初のうちのキャラクター達の説明がちょっと長いので、本題にに入るまでが勝負かな、と。(一幕の後半でやっと本題に入るので)

映画版も舞台版も見たのですが、評判どおり両者違ったエンディングを迎えます。ここでは触れないでおきますが(言ったら観る気がしなくなるでしょ?)、僕はエンディングにだけ関して言うと、舞台版の方が好きでした。
映画版は「え~なんでそうなっちゃうの?」と思わせる展開だからです。

実はこの舞台から、沢山のスターが巣立っています。ダイアン・キートン、ドナ・サマー、メルバ・ムーア(Aquariusを始めて歌った)など。

* 日本での公演

日本でも公演されていて(2,3回)、出演者が麻薬で逮捕されたりして話題になりましたっけ。(作品と一体になろうとする努力はかうけど、方法が…ね)

あと日本で話題になることって言ったら、一幕の最後[Where do I go]で出演者全員が全裸になると言うシーン。
僕が見たときは、ベータイ(業界用語:ベージュのタイツ)やソング(Tバックみたいなの)をはいていましたね。
裸になったことより、もっとほかの事で話題にしたら?>ワイドショー

別所哲也クンが主演したパルコ劇場の公演を見に行ったことがあるのですが、日本語と英語とを無理やりミックスさせた台本/歌詞で分かりにくかった。もうちょっとやりようがあったのでは。また、英語圏の人々を舞台に役者として上げていたので、また何を言っているのかがいまいち伝わりにくい。チャレンジ精神はかうけど。

*忘れちゃいけないこと

当時の文化が窺える貴重な作品で、と言うかもうその時代に生きて、全てのことをちゃんと覚えている人々が忘れ始めているんですね。改めてイラク戦争やテロで物騒なこのご時勢に[LOVE AND PEACE]を高らかに訴えて欲しいと思います。
d0053041_10392092.jpg

♪こーき

by kokimix | 2005-07-10 10:40 | ミュージカル
<< アンジョルラスとその仲間はテロ... WE WILL ROCK YOU >>